インタビュー01

VERSANT 37→51!海外赴任レベルの英語力を3ヶ月で実現した理由

受講者の声・評判

VERSANT®︎

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海外部署異動の条件をクリアし、実務で英語を使う機会が3〜4割増加。卒業後も継続的な英語力向上を実現。

海外部署への異動を夢見ながらも、TOEIC800点の壁を乗り越えられずにいたK.Tさん。多忙な日常で学習が続かない、独学では限界を感じる——そんな状況から、わずか3ヶ月でTOEIC800点を突破し、さらに卒業後も学習を継続してTOEIC870点まで到達。
多くの学習者が挫折する「継続」という最大の課題を、どう克服したのか。担当コンサルタントの浅野さんと共に実現した、劇的な英語力アップの秘訣と習慣化について、詳しくお話を伺いました。

英語コーチング「STRAIL(ストレイル)」とは?

「STRAIL(ストレイル)」は、第二言語習得研究の科学的知見をベースにした中・上級者のための英語コーチングサービスです。一般的な英語コーチングの「密着型の伴走」ではなく、学習戦略の提示に特化。毎週1対1で課題を分析し的確な戦略を立て、コストを抑えながら最短ルートでの成果達成をサポートします。

基礎的な知識は持ちながらも実践的な場面で思うように英語を使えない中・上級者が対象。個別の課題に応じた戦略的学習プランで効率的な英語力向上を実現します。Versant Speaking & Listening Testでの定量的な測定も行い、成長を客観的に把握できます。

英語スピーキング&リスニング力を測る「Versant Speaking & Listeningテスト」とは?

Versant Speaking & Listening テストは、英語の「話す力」と「聞く力」を総合的に評価できる、世界中の企業や教育機関で採用されている信頼性の高い英語力評価テストです。

STRAILでは、受講前後の英語力の伸びを客観的かつ定量的に可視化する手段として、このテストを導入しています。 一般的に、独学では1ヶ月に1点のスコア向上が目安とされる中、STRAILの受講生の多くが、それを大きく上回るスピードで成果を上げています。

グローバル人材への憧れと現実のギャップに直面

――英語学習を始めたきっかけを教えていただけますか?

K.Tさん: 外国語を流暢に話す著名人を見てかっこいいと思ったことがきっかけです。俳優の鈴木亮平さんや山下智久さんは、私にとってのロールモデルでした。また、サッカーを見るのが好きで、世界で活躍している選手たちがみんな英語でコミュニケーションをとっている姿にも憧れを抱いていました。

世界中で活躍している日本人への憧れが、英語を学ぼうと思った原動力です。しかし、大学でも英語は学んでいましたが、モチベーションが続かず、進め方もわかりませんでした。社会人になってからは時間も限られているので、英語学習に取り組むのはさらに難しくなってしまいました。

――具体的にはどのような課題を抱えていらっしゃったのでしょうか?

K.Tさん: 海外部署への異動に興味があり、TOEIC800点以上が必須条件だったんです。私のSTRAIL受講前のTOEICスコアは700点前半でしたが、目標スコアになかなか届かず困っていました。異動の選考には面接もあり、受け答えがスラスラできる自信もありませんでした。

――数ある英語学習サービスの中からSTRAILを選ばれた理由は何でしたか?

K.Tさん: 短期間で効率よく学べるところです。具体的なやり方が明確で、自分に合っていると思いました。正しい勉強法を学んで、忙しくても続けられるメソッドをSTRAILで習得すれば、英語力が上がって、かっこいい自分に近づけると無料体験で確信が持てました。

科学的課題分析で見えた「返り読み」の根本的問題

――初回コンサルティングで発見されたK.Tさんの課題はどこにありましたか?

浅野コンサルタント: 1ヶ月目は、主にリーディングに苦労していました。英文を日本語に訳してから理解しようとするために、文を行ったり来たりしながら読む「返り読み」という現象が顕著でした。返り読みをすると、英文を素早くに読むことが困難になります。

一定の英語力をお持ちという印象でしたが、本質的ではないテクニックに頼っている部分があるように見受けられました。リーディング力を本質から鍛えてリーディングスピードを上げることを優先して、トレーニングプログラムを組みました。

K.Tさん: STRAILで英語コンサルを受ける前は、TOEICで700点台はとれていたものの、本当の英語力としては足りていない感じがしていました。当初は、YouTubeなどで学んだ小手先のテクニックを使って、TOEICの英文を読んでいました。しかし、チャンクリーディングができていないことに、コンサルで初めて気づいたんです。

チャンクリーディングで実現した本質的な読解力向上

――具体的にはどのようなアプローチを取られたのでしょうか?

浅野コンサルタント: 特に集中的に取り組んだのは、英文を意味のかたまりごとに読み進めるチャンクリーディングです。意味が区切れている箇所にスラッシュを引くところから始め、徐々につながりを意識していくトレーニングを行ないました。その際に使用した教材は、文法問題集の『でる1000(TOEIC L&Rテスト 文法問題 でる1000問)』です。

チャンクリーディング等に取り組むことで、テクニックに頼らなくても英文を理解できるスキルを身につけられるよう学習を進めていただきました。

K.Tさん: 短い文からステップアップしてチャンクリーディングの練習ができたのがよかったです。当初は意味の区切りでスラッシュを引きながら読んでいたのですが、2ヶ月目に入ってからはスラッシュがなくても、ひと目見てチャンクの区切りを理解しながら読み進められるようになりました。

チャンクリーディングの方法を詳しく教えていただいてから、リーディングスピードがかなり改善しました。

シャドーイングの課題発見と音声変化への対応

――リスニング面ではどのような課題が見つかりましたか?

浅野コンサルタント: シャドーイングを行なった際に、聞きながら同時に発音することに苦労されていました。シャドーイングは、聞き取った音をアクセントや抑揚まで忠実に再現して声に出すトレーニングです。まずは音に集中してシャドーイングするのがポイントですが、K.Tさんの場合、短期記憶に頼りすぎて、発音が再現できていなかった箇所があったのが課題でした。

特に重点を置いてお伝えしたのは、リズムと抑揚です。音声変化など英語の音についての基礎知識を学んだあと、その知識を活かして弱く発音される言葉(弱形)を意識してメリハリをつけた読み方を練習していただきました。

K.Tさん: 自分では気をつけているつもりでも、実際に録音を聞いてみると、まったくできていないことに気づきました。浅野さんからのフィードバックがとても役立ち、自分の苦手な部分が明確になりました。

シャドーイングがリスニングスキルを伸ばすために効果的であることは、以前からなんとなく知っていました。ただ、ひとりで取り組むには自己診断的に発音の正確さを確認する必要があり、難しすぎて挫折していたんです。

浅野コンサルタント: シャドーイングで挫折してしまう方は多くいらっしゃいます。ご自身ではなかなか気づきにくい点を明らかにするのが、コンサルタントである私たちの役割です。課題をできるだけ具体的にお伝えすることで、学習の効率が格段に上がります。

最初の1ヶ月はとても苦労されていましたが、2ヶ月目に入ってからはスムーズな再現ができるようになっていました。正しい発音ができるようになることでリスニング力が上がったのは偶然ではありません。「自分で発音できる音は聞こえるようになる」のは、リスニング学習においては基本的な法則なのです。

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目標達成後の燃え尽きを乗り越える“目標設定”戦略

――2ヶ月目にして、TOEIC800点以上を見事達成されましたね。

K.Tさん: はい、目標スコアを達成できたのは嬉しいことでした。しかし安心したのか、実は一時的に学習のペースが落ちてしまいました。

浅野コンサルタント: 目標を達成して、燃え尽きたご様子でした。しかし、英語学習がそこで途切れると、受講前の英語力に戻ってしまうという危機感もお持ちでした。

そこでご提案したのが、今後の目標について紙に書き出すこと。将来の目標、目標達成に英語力アップがどう役立つか、そして目標が実現できた後の未来について、言語化していただく機会をご用意しました。すると 「英語が喋れるイケオジになりたい」 など、K.Tさんが熱い目標を書いてくださったのです。

K.Tさん: その時期に 「なぜ英語を勉強しているのか」 をあらためて考える機会があったんです。自分の人生に物足りなさを感じていて、英語がそれを解決してくれると再認識しました。その気づきが英語学習のギアを再度上げるきっかけになりましたね。

浅野コンサルタント: 目標を紙に書き出すことで、英語学習に対する姿勢を変えられます。目標に向かって具体的に何をするかが明確になることで、行動力が増すのです。

実務で通用するスピーキング力の構築

――3ヶ月目はどのようなトレーニングを行なったのでしょうか?

浅野コンサルタント: 海外部署異動を目標にされていたため、最後の1ヶ月は実務でも通用する英語力をより意識しながら学習に取り組むようにお伝えしました。具体的には、「4/3/2」スピーキングと呼ばれるトレーニングで、流暢性の向上を目指しました

はじめは4分、次に3分、そして2分と、英語で話す時間を徐々に短くしながら、同じテーマのスピーチを3度繰り返すトレーニングです。好きな映画や趣味など、さまざまなテーマで練習することで、流暢性を鍛えていきました。

K.Tさん: スピーキングのフィードバックを他者から得るのは初めての経験でした。初めは過度に「正しさ」を意識してしまっていました。でも、初めから完璧を求めるのではなく言える範囲から始めていくことの大切さを知り、プライドや恥ずかしさを捨てて発言できるようになってきました。中学で習う基本的な単語でも十分に伝えられるんですね。

浅野コンサルタント: はい、難しい単語を使おうとしなくても、シンプルな表現でさまざまな話題について語れるものです。英語を話すときは 「正確性」「流暢性」「複雑性」 といった要素があります。特に「流暢性」を意識したトレーニングをする際には、できるだけスムーズに口に出してみることに一度フォーカスするとよいのです。

表現をあえて簡単なものにして負荷を下げました。簡単な表現であれば正確性は担保されやすくなります。そういった工夫をしながら、正確でありつつ流暢に伝えるトレーニングを行ないました。

驚異的なスコア向上と継続的な成長

――VERSANTテストでは、37点から海外赴任の基準47点を超える51点と14点アップしました。たった3ヶ月で10点以上アップするのは、VERSANTではなかなかないと言われていますが、率直な感想をお聞かせください。

K.Tさん: 英語力アップの成果がスコアとして記録に残せたことで、自信につながりました。科学的根拠に裏づけられた方法を、3ヶ月間続けた成果がたしかに感じられたのは嬉しいですね。

習慣化の仕組みづくりと卒業後の継続的成長

――受講中の学習時間はどのように確保されていましたか?

K.Tさん: だいたい決めていました。家に帰るのが19時くらいなので、19時からまず1時間は単語などのインプット系を行ないました。そしてご飯を食べたりジムに行ったりして、帰ってからアウトプット系のトレーニングをするようにしていました。

受講が終わった現在は、通勤中に英語の音声を聞いて、帰りの駅から自宅までの徒歩のあいだに30秒間ひとり言を英語で言うようにしています。仕事や身の回りのことについて話すトレーニングを毎日続けるようにしています。そのおかげもあり、卒業後のTOEICでは870点を取得できました!

浅野コンサルタント: すばらしい試みですね。卒業後も高いスコアを取得できているのもさすがです。一日3時間通しで学習するのは、忙しい方だと現実的ではありません。代わりに、スキマ時間を利用して毎日コツコツ続けるよう、受講中にお伝えをしていました。

30秒のひとり言でも、それを毎日続けることが英語力の維持につながるのです。ご卒業後も、STRAILでの学びを活かして学習を続けていらっしゃると聞いて嬉しく思います。

K.Tさん: ありがとうございます。870点取得後、上司が私の英語力に気づき、英語の案件を新たに担当するようになったんです。それ以来、英語に触れる機会が3〜4割ほど増えました。

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STRAILの「戦略的コーチング」がもたらした変化

――英語力が上がった一番の要因は何だと思われますか?

K.Tさん: 継続して取り組めたこと、英語学習が習慣化できたことです。以前は時間があるときにやろうとしていましたが、いまは忙しくても必ず英語に触れる時間をつくるようにしています。

浅野コンサルタント: よく「英語学習のモチベーション」という言葉を耳にしますが、そもそも「モチベーション」は「気分」ですからどうしても上がったり下がったりしてしまうものです。そのような浮き沈みの激しい「モチベーション」に依存すると、英語学習はうまく続けられません。

そこで重要となるのが、習慣化してしまうこと。そのための仕組みをデザインすることです。どんなに忙しくても、日常のスキマ時間ごとに英語学習のきっかけを用意しておくことで、英語学習が自然と継続できます。まさに歯磨きのように、やる気に頼らなくても英語学習を習慣化できるのです。

海外部署異動への道筋と今後の展望

――今後の英語力の目標を教えてください。

K.Tさん: TOEICでは900点を目指しています。また、海外部署への異動の目標にさらに一歩近づくために、英語の会議で自分から発言できるようになりたいと考えています。自信をもって、積極的に意見を言えるようにするのが目標です。

浅野コンサルタント: 続けていけば必ず達成できます。いまの学習習慣を維持しつつ、インプットとアウトプット両方の学習に、バランスよく取り組んでください。海外部署への異動が実現した際には、ぜひお知らせください!

継続的成長の鍵は「正しい指針」と「習慣化」

――同じように英語力向上を目指している方々へメッセージをお願いします。

K.Tさん: 自分ひとりで目標を達成するのは難しいもの。英語学習の専門性が高いコンサルタントに相談し、正しい指針をもらって、それに従って学習を進めることで結果につながります。英語で自分を変えたいと思っている方に、とてもおすすめです。

浅野コンサルタント: 「英語のプロ」にいまのあなたが抱えている課題の診断や、最適な学習方法の提案を受ければ、学習の効率化も英語力も格段に上がるはずです。またコンサルティング期間中だけでなく、卒業後も英語力を成長し続けられるメソッドも、STRAILでなら明らかになりますよ。

おわりに|「習慣化の力」で実現する継続的な英語力向上

K.Tさんのケースは、多くの中・上級者が抱える「学習の継続」という根本的な課題を、科学的なアプローチと習慣化の仕組みづくりで解決した事例として、非常に示唆に富んでいます。特に印象的なのは、卒業後も学習を継続し、さらなる英語力向上を実現していることです。これは、STRAILが単にテストスコアを上げるだけでなく、学習者の長期的な成長を支える真のスキルを身につけさせるアプローチであることを物語っています。

K.Tさんが受講した「STRAIL」は、
株式会社スタディーハッカーが2018年に開始した “中・上級者向け” 英語コーチングサービスです。
姉妹サービス「ENGLISH COMPANY」と合わせて
3万人以上が受講しています。

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「STRAIL」の根底にあるのは、「中・上級者の方が英語学習で回り道をしてほしくない。目標を達成するまでの最短ルートを提示したい」という考えです。多忙なビジネスパーソンでも続けられるよう、1日60〜90分の学習で成果を出せるようにしています。

Y.Wさん

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継続が苦手でも、仕事と両立しながらわずか3ヶ月で海外赴任レベルの英語力を習得。

M.Rさん

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リスニング・スピーキング力が3ヶ月で大幅スコアアップ。卒業1年後も継続できる学習習慣を確立。

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