英語教師でも悩む「話す・聞く」の壁に直面して
——今回英語学習を始めたきっかけを教えていただけますか?
M.Rさん: 公立高校で7、8年英語教師をしており、JICAのボランティアとしてラオスに派遣されることになりました。現地では大学の学生に英語を教えています。
日本では日本語で英語を指導していましたが、ラオスでは英語だけで授業を進める必要があります。自分の英語でのコミュニケーション能力に不安があったので、出国直前になんとかレベルアップしたいと思い、方法を探していました。
——たくさんある英語学習サービスの中で、STRAILを選んだ決め手は何でしたか?
M.Rさん: これまで独学で英語力を身につけてきましたが、特にスピーキングとリスニングで目に見える変化を感じられずにいました。
英語コーチングには以前から興味があったのですが、今回は本当に切羽詰まった状況でした。 「もうすぐ英語で教えないといけない、なんとかしなければ」 という気持ちで、中・上級向けで専門性が高いSTRAILの受講を決めました。
また、出国直前だったので、海外から受講できるサービスであったことも決め手のひとつでした。
高い英語力を持ちながらも残る中上級者の課題とは?
——STRAILコンサルタントの永野さんにお聞きします。初回コンサルティングで発見したM.Rさんの課題はどこにありましたか?
永野コンサルタント: M.Rさんは、英語力のベースは既に相当高いレベルでした。ただ、リスニング面で課題が見られました。
一般的に英語力が高い方はリスニング力も高いものですが、M.Rさんの場合はリーディング力は高いものの、リスニング力がそれに追いついていませんでした。文字で読めば理解できる内容でも、聞き取りになると処理が追いつかない状態だったんです。
スピーキングについては、Versantで53点という高いスコアが出ていましたが、詳しく分析すると中・上級者だからこそ直面しやすい課題が見えてきました。
——中・上級者だからこそ直面しやすい課題とは具体的にどういうものですか?
永野コンサルタント: M.Rさんの場合、基本的な英語力は十分にあるため、アウトプットも問題なくできます。しかし、リアルタイムでのやりとりで負荷が高まると細かい部分に課題がありました。
具体的には、冠詞の選択、単数・複数の使い分け、時制の正確性、助動詞の選択などです。英語力が高いので理屈では理解されているのですが、瞬時に正確に使いこなすところにブラッシュアップの余地がありました。
——M.Rさんご自身は、そうした課題を自覚されていましたか?
M.Rさん: 正直、受講開始時は永野さんの指摘があまり自覚できていませんでした。しかし、いま振り返ると、リスニングでは本当に1語1語を必死で追いかけている状態で、余裕がありませんでした。
聞くことに集中しすぎて、スピーキングの際には正確性が保てなくなっていました。
科学的メソッドに基づいた中上級者向けの学習戦略
音声変化とパターンプラクティスでリスニング・スピーキングを強化
永野コンサルタント: M.Rさんには、弱形などの音声変化を中心としたトレーニングを集中的にやっていただきました。内容の理解よりも、まずは英語の音そのものに意識を向けてもらったんです。
こうした音声面の改善が、リスニングの余裕につながっていったと考えています。
——特に効果があったと感じるトレーニングはありましたか?
M.Rさん: パターンプラクティスにめちゃくちゃハマりました。未だにずっと続けているんです。
パターンプラクティスを徹底的に行うことで、基本文型が自動化されていくのを実感しました。同じ教材を3〜4周は繰り返しましたね。
永野コンサルタント: M.Rさんの場合、提示したトレーニングの意図をしっかり理解して取り組んでくださったのが印象的でした。どの練習もプラスに作用したと思います。
わずか3ヶ月でVersant 21点アップという成果
1日1.5時間の効率的な学習とは?
——1日の学習時間はどの程度でしたか?
M.Rさん: 平均すると1.5時間程度でした。時間に余裕もあったので、提示していただいた学習メニューにまずは取り組み、時間があればもう1周していました。2時間ぐらい学習した日もありました。
——どのような変化を実感されましたか?
M.Rさん: 英語での課題を感じることが増えたんです。これは一見おかしな話ですが、それだけ成長したので、できていないことが見えるようになりました。
以前は1語1語を出すのに必死でしたが、今は自分の英語を客観視しながら話せるようになりました。「今の冠詞間違えたな」「今の単数・複数違う」など、俯瞰して見られるようになったのは大きな変化です。
受講から1年後も継続できる学習習慣
——受講終了から1年経った今も、英語学習は続けていらっしゃいますか?
M.Rさん: はい、学習習慣がついたことが受講して良かったことのひとつです。
パターンプラクティスは未だに毎朝やっていますし、教えていただいた単語学習の方法も続けています。受講していた時と同じルーティンを1年間欠かさず続けています。
もうやらないと気持ち悪いレベルになっていて、二日酔いで起きられない日以外は必ずやっています(笑)。
——STRAIL受講後も、さらに英語力は伸びている実感はありますか?
M.Rさん: 受講時よりも今の方が英語力は高いと思います。ただ、できないことがより多く見つかるようになったので、課題も増えた感覚があります。それでも、どのようにクリアしていけばいいのかSTRAILで知ることができたので、まったく心配はしていません。
STRAILの「戦略的コーチング」がもたらす変化
——STRAILのコンサルティングについてはいかがでしたか?
M.Rさん: 受講前に「お金を払うなら、言われたことは基本的に全部やってみよう」というマインドで臨みました。永野さんとお話しして、すべての説明に納得がいったので、「3ヶ月、言われた通りに全部やってみよう」と決めました。受講して本当に良かったです。
——英語コーチングを検討している方に向けて、何を基準に選べば良いかアドバイスをお願いします。
M.Rさん: 中・上級者の場合、コンサルタントの専門性が何より重要だと思います。これまでそれなりに勉強してきたプライドもある中で、「この人の方が英語力も専門性も上だ」 と思わせてくれたら、素直についていけるんです。
永野さんの場合、どんな質問にも明確な説明が返ってきて、「確かにそれをやったら伸びる」と思える説得力がありました。
英語で広がるビジネスキャリア
——STRAILで英語を学んでみて、今後どんな形で活かしていきたいですか?
M.Rさん: 今回初めてコーチングを受けてみて、その重要性を実体験として理解できました。日本に戻ったら、コーチングの手法を取り入れたティーチングをしていきたいと思います。 また、英語学習に終わりはないので、今後は英語をツールとして活用していきたいです。コーチングや英語をツールとして、キャリアを広げていくことを検討しています。
成功の鍵は「素直さ」と「信頼」
——同じように伸び悩んでいる中・上級者の方にメッセージをお願いします。
M.Rさん: まずは信じてみる気持ちを持つことが大切です。言われたことをしっかりやり通す気持ちさえあれば、必ず成果は出ると思います。
中・上級者ほど、コンサルタントの専門性が重要になります。「このサービスを受けよう」「この人についていこう」と決めたら、あとは素直に取り組むだけです。精神論のようになってしまいますが、そこが一番大事だと思います。
永野コンサルタント: 語学に終わりはないので、「わからないことが出てきた」という感覚は、実は正解なんです。これは難しい、きついなと感じたときこそ成長のチャンスです。
向上心を保ち続けることが、さらなる英語力向上の鍵になると思います。
おわりに|中・上級者こそ、英語コーチングで「伸びしろ」を知る
M.Rさんの例は、すでに英語力のある人でも、課題を正しく見つけて効果的に学習すれば、まだまだ伸ばせることを教えてくれます。受講が終わってから1年経っても学習を続けているのも印象的で、STRAILが単にテストの点数を上げるだけでなく、学習者そのものを成長させるアプローチだということがよくわかります。





